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透析センターの災害対策 ~患者さん対象避難訓練開催報告~

(この記事は2017年11・12月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)


 透析センター災害対策委員会


 10月15日(日曜日)に、本館2階透析センターにおきまして患者さん対象の避難訓練を実施しました。今回で8回目となる訓練には大勢の患者さんに参加していただきました。

 「透析治療中に火災が発生し、治療を中止して避難・誘導を体験していただく」という設定で、当院で透析を受けておられる患者さんに訓練をうけていただきました。透析センターでは日頃から、透析治療中にトイレ休憩をとられる際、患者さんと透析機器の離脱手技を行っております。その手技を災害時に行う手技と同じようにしております。スタッフは普段のトイレ休憩の手技を難なく実施し、患者さんを1階に避難誘導しました。それから開催日の15日はNTTが提供している171災害伝言ダイヤル訓練日です。そこで、患者さんに実際に携帯電話やスマートフォンを用いて、事前に録音されたメッセージを聞く体験もしていただきました。参加された患者さんからは、「災害はなければいいのですが、いざという時は落ち着いて避難します」、「171が使えてよかった」などの感想、ご意見をいただきました。患者さんの中には、独りで歩ける方ばかりではなく、杖歩行や車イスを使用している方もおられます。そのような方の避難誘導は、スタッフが寄り添い、転倒しないように注意しながら安全に行うことが重要です。今回の訓練でも医師・看護師・臨床工学技士が目配り、心配りをしながら、参加された全員がケガもなく無事に避難訓練することが出来ました。今後も定期的に実施して災害に備えたいと思います。

訓練風景

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看護の日2017年

(この記事は2017年9・10月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)



看護部 兵頭 美香子




 今年も、7月29日(土)に「ふれあい看護体験」と「ふれあい健康相談」を開催しました。

 「ふれあい看護体験」では、3名の高校生が、食事介助、手浴などを、看護師と一緒に実施しました。患者さんから「頑張って勉強してください」と励まされ、とても嬉しかったとの感想も聞くことができ、充実した一日だったようです。


 また、「ふれあい健康相談」に外来患者さんや付き添いのご家族の方、計17名の方がご参加下さいました。血圧測定や身体計測、介護相談、熱中症や食中毒の話、皮膚の潤い度チェックとスキンケアを行いました。半日という短い時間でしたが、皆様と楽しい時間を過ごすことが出来ました。どうもありがとうございました。これからも、地域の方々とふれあう場としてこのようなイベントを企画して参りたいと思います。



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TQM活動発表会を終えて

(この記事は2017年5・6月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)


TQM活動発表会



訪問看護ステーション「西陣」 
TQM委員一同








 3月5日に西陣病院、第6回TQM活動発表会がありました。

 TQM活動とは患者さん中心のチーム医療の実現と病院の質の向上のための小集団活動を指します。私達、訪問看護も西陣病院の医師・薬剤師と協力し合い4回目の参加をさせて頂きました。

 私達、訪問看護師は利用者様のご自宅を訪問させて頂き、病状の観察、医療処置、薬の管理、療養上のアドバイスなどを行っています。また、ケアマネージャー・ヘルパー・デイサービスの各サービス機関と協働しながら在宅生活を支えています。その中で、皆様よりお薬についての問い合わせをいただく事があり、「かかわるすべての人にわかりやすいお薬管理」をテーマにTQM活動に取り組みました。「お薬の手引き」を作成しご利用者宅に設置、在宅医や地域の薬局、ヘルパーと情報を共有しました。結果、お問い合わせ件数が減少、以前よりわかりやすいお薬の情報の提供ができ管理がしやすくなりました。

 TQM発表会では医師・薬剤師・8人の訪問看護師と事務員の合計11人が発表の舞台に向けて一致団結。個々の力を発揮し楽しみながら活動することができました。その結果、なんと!!「最優秀賞」をいただく事が出来ました。

 今回の経験を活かし、今後も訪問看護ステーション西陣の利用者様の為に訪問看護サービスの質の向上を目指していきます。



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新年のごあいさつ

(この記事は2017年1・2月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)


伊谷先生 西陣病院 院長 伊谷 賢次

 明けましておめでとうございます。

 皆様には、さわやかな新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、昨年中、当院に賜りました数々のご厚情とご支援に対しまして、職員一同心より御礼申し上げます。

 昨年4月に熊本地震があり、被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げるとともに、1日も早い復興を心より願っています。また、昨年6月にはイギリスでEU離脱派が勝利、11月にはアメリカ大統領選挙で「米国第一」をスローガンにしたトランプ氏が勝利し、世界中が大きな動揺と不安に直面し、日本の経済成長がさらに不透明なものとなりました。

 福祉医療においては、昨年4月に診療報酬改定が行われ、社会保障費抑制のため7対1看護の急性期病院のハードルがさらに高く設定されました。このような厳しい状況でも、当院の目指すべき目標は、設立当初からの基本方針である、「地域に密着した良質な医療を高いレベルで提供する」ことです。そのためには、ハード面、ソフト面ともさらに充実させなければなりません。

 ハード面では、昨年6月に消化器内視鏡室は地下1階のPET 検査室をリニューアルし、新しい消化器内視鏡センターとして稼働しました。内視鏡室は3室で、うち1室は内視鏡専用のX線TV室です。また、内視鏡機器は最新機種に更新し、特に下部消化管内視鏡はすべて拡大内視鏡が行え、生検を行わない、より安全で精度の高い画像診断が可能となりました。今後も良質な医療を提供するには、できるだけ最新の機器整備が必要であり、今後も計画的に医療機器の更新を行っていく予定です。

 ソフト面では、昨年4月より京都府立医科大学呼吸器内科学教室より専門医が常勤医として呼吸器疾患の診療を行っていますが、今後もさらに診療体制を充実させていきます。また、昨年3月より急性期1病棟を地域包括ケア病棟に転換しました。7対1の急性期病棟を維持しながら、地域包括ケア病棟でサブアキュート・ポストアキュート・レスパイトなど地域にあった医療を提供しています。今後も、一般急性期医療と透析医療を車の両輪と考え、2次医療圏で小回りの利くチーム医療を地域にアピールしながら急性期医療を行っていきます。

 今後も職員全体が患者さんを主体に考え、良質な医療を提供するためにスタッフ一人ひとりが役割と責任を自覚して努力していきますので、今年一年、さらなるご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。


平成二十九年 元旦


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「出会い」を大切に

(この記事は2017年1・2月号の西陣病院広報誌『西陣病院だより』に掲載したものです)


柳田先生 副院長 柳田 國雄


 皆様、あけましておめでとうございます。穏やかな初春をお迎えのことと存じます。西陣病院に赴任して10数年が経ちました。その間、多くの方々の努力のおかげで新館が出来、ワンフロアの透析センターや画像診断センター、さらには昨年消化器内視鏡センターを新装することができました。種々医療機器も整備し地域の皆様に喜んでもらえるような医療環境の充実を目指して進んで来られたと感じています。その歩みの中には、様々な方との多くの出会いがありました。 笑顔で退院された患者さん、残念ながら力不足で助けられなかった患者さん、看取りとなった高齢の患者さん、熱い医療を実践する若手医師、思いやりにあふれ想像力豊かな医療スタッフ、開業の先生方や訪問看護師・ソーシャルワーカーなど地域で医療をしっかりと支える方々など、多くの方との出会いが私のそして西陣病院の大きな財産となっていると感じます。どれだけの進歩があったとしても医療は人と人との関わりの中で育まれていくものと思います。この様々な人達との『出会い』を大切にして、これからも地域に密着した優しく誠実な医療をさらに目指していきたいと思っています。

 複雑で厳しい医療情勢に負けることなく、当院らしいやり方を模索しながら、スタッフ一同がんばってまいりますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。





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